小池手造り農産加工所は、長野県南部に位置する「南信州」と呼ばれる地域　喬木村（たかぎむら）の山あいにあります。
そんな南信州で育まれた何十種類もの果物や野菜を、より美味しく、より豊かな気持ちで召し上がっていただけるよう、創業以来手造りにこだわってまいりました。

この恵まれた土地のことや、私どもの思いを知っていただくことで、南信州が産んだ食品をさらに味わい深く感じていただけたら幸いです。

小池手造り農産加工所　会長　小池芳子

加工施設紹介

小池手造り農産加工所には33人の従業員が勤務しています。
営業3人、加工26人、事務員4人（令和３年１月現在）。
長い人では15年以上勤務しています。
南信州で生まれ育った人が多く、皆、地元の事をよく知っており、農家さんが育てる農産物を大切に思っています。農産加工は時間との勝負の面がありますが、ひとつひとつ丁寧に、自分の担当作業をきちんと行う事を心がけ、チームワークを大切に行っています。

事務所・飯田工場（ジュース、酢）

〒399-2602
長野県飯田市下久堅下虎岩578-8
TEL(0265)33-3323
FAX(0265)33-4552

喬木工場（ジャム、びん詰、惣菜、漬け物、他）

〒395-1100
長野県下伊那郡喬木村富田13620-2

自然豊かな伊那谷は、農産加工発祥の地

果物や野菜などの農家が多かった南信州では、昔から、それぞれの家のお母さんたちが、家の農作物を使って手造りのおやつを作っていました。
それは「もったいない」の心から生まれており、自分の子供達に安全で安心なものを食べさせたいという気持ちから、余分な添加物は使わず、鍋でコトコト煮て、手作業で灰汁（あく）をすくいながら作るという方法です。

当社の創業者小池芳子は、もったいないの心を「美味しい」に変えたい、そんな思いからこの小池手造り農産加工所を立ち上げました。
農家さんから預かった農産物を美味しい加工食品に変えて納品することで、農産物に新たな付加価値ができて農家さんに喜んでいただき、消費者の方にも喜んでいただく。
そして地元のお母さん、おばあさんたちがやりがいを見つけて働くことができる。
当時このとりくみは画期的なことで、南信州のあちこちに農産物加工所ができるきっかけとなりました。

そして南信州の「農産物加工」についての取り組みが全国に徐々に広まるにつれ、小池芳子が指導させていただいた、全国の小さな加工所が増えてきました。

女性の知恵と力で、集落に産業を整え、結果的に現在の長野県の女性の進出や指導者研修にもつながっています。